
マッチングアプリでは最初のメッセージに共通点を入れるのが非常に効果的です。
「最初のメッセージが相手に刺さるか」どうかは、この共通点の有無で決まることが多いですからね。
しかし、そう都合よく「共通点」なんて見つからないもの。
もちろん「共通点のある人を選ぶ」という方法もアリですが、ぶっちゃけ共通点がなくてもその問題をクリアすることは可能なんです。
というわけで今回は、
「マッチングアプリで共通点が見つからない時の最初のメッセージ」
について解説したいと思います。
「マッチング」の基本をおさらい

そもそも、現在メジャーなマッチングアプリは、
「マッチング(=お互いに「いいね!」)しなければメッセージが送れない仕様」
であることがほとんどです。
つまり、お互いがお相手のプロフィールから『いいね!』を送り合うことでマッチングしているため、「気になっている」状態…少なくとも「悪くはない」という状態からのスタートであることは覚えておきましょう。
 Dr.エマ
Dr.エマというマイナスからのスタートではないだけで勝機は十分あります。
マッチングアプリでの基本スタンス
まずは、マッチングアプリでの基本スタンスについて解説していきます。
マッチングアプリでは多種多様な男女がメッセージのやり取りをしているわけですが、最低限以下のポイントを押さえておきましょう。
- なんとなく「いいね」する人も多い
- 女性は常に複数の男と同時進行で対応
- 最初のメッセージが薄いとすぐに埋もれる
実際にマッチングアプリ経由で知り合った女性に聞いたことがありますが、



とのことでした。
つまり、マッチングはあくまでも「スタートライン」くらいに考えるべきで、女性の場合は多数の異性と同時進行でやり取りしていることがほとんど。
したがって「ライバルの中でいかに目立つか」は重要な視点になります。
その意味で、最初のメッセージがイケてないとその瞬間に埋もれてしまい、あえなく「ジ・エンド」となってしまうわけです。
最初のメッセージの基本戦略
以上を踏まえた上で、基本的な戦略を考えてみましょう。
最初のメッセージは男が送る
「マッチング」した後、女性側が男性からのメッセージを待ってしまいがちです。
このような受け身の態度は多くの女性に見られます。
この心理には、男性側にリードしてほしいという願望があり、また、脈アリと思われる男性とやりとりした方が効率がいいという考えがあります。
しかし、真剣に交際を考える場合は、自分から積極的にアピールすることが大切です。
マッチングしたらできるだけ早く、当日中にでもメッセージを送るようにしましょう。
こうすることで、自分の本気度を示すことができます。
挨拶とお礼をする(+敬語)
顔が見えないマッチングアプリでは、相手とのやり取りによってマナーや礼儀が対面よりも重要視されます。
このような環境で自分が素晴らしい人物であることをアピールするためには、相手に気持ち良い印象を与えることが欠かせません。
特に女性は相手の一般教養があるかどうかを気にしている場合が多く、マッチングアプリで女性を安心させるためにも最初にマッチングのお礼をすることが大切です。
「適度な長さ」の文章にする
最初のメッセージは長すぎても短すぎてもダメで、ポイントを押さえた最低限の長さの文章量がオススメです。
例えば、



みたいな言葉足らずのメッセージを送った場合、それを受け取った女子としては



となります。
逆にこんな感じのメッセージもNG。
〇〇さんはじめまして!〇〇さんはワイン好きなんですね!自分もワイン大好きで、地元のワイナリーとか時々行きます!ワイン好きな人とも仲良く慣れて本当に楽しかったです。自分、赤ワイン派だったんですが、最近は白ワインもいいな~って思ってます!!〇〇さんのオススメのワインとかあったらぜひ教えてください!
開いただけで胃もたれしそうなメッセージですよね(笑)
こんな濃厚なメッセージを受け取っても嬉しいわけもなく、それどころか「…怖っ」と思われて終わりです。
相手の名前をメッセージに入れる
連呼しない程度に相手の名前は必ず入れましょう。
そもそも、最初のメッセージで名前を呼ばないと「またテンプレメールか…」と一気に印象が悪くなります。
例えば、



こーゆーメッセージは誰に対しても送れちゃいますよね。
私も昔、出会い系サイトでこーゆーメッセージをバラまいたことがありますが返信率は悲惨でした。
最低限「このメッセージはあなただけに送ってるんです!」ということが伝わらなければダメです。
だからこそ必ず名前を入れ、プロフィールの中身に触れたメッセージが必須なんですね。
あと、言うまでもないですが名前の連呼はウザいのでNGですw
適度に自己紹介をする
シンプルでいいので自己紹介も入れときましょう。
相手はあなたのプロフィールを見てくれるとは限りませんからね。
ちなみに名前とか職業とか年齢とか住んでる場所とか、その辺の情報は全部入れる必要はないです。
相手との共通点を盛り込めれば理想的。女性にとって「あなた」が印象に残るようなメッセージを作りましょう。
プロフィールに必ず触れる
相手のプロフィール内容に触れる。これは必須です。
プロフィールにふれることで相手は「ちゃんと私に興味を持ってくれたんだ!」とポジティブな印象を与えることができます。
テンプレメッセージとの違いを作れる大きなポイントなので、ある意味ここが最重要といえます。
基本的には趣味や自己紹介文、サブ写真を参考にして、共通の話題を見つけましょう。
女性自身が書いたプロフィールは本人が興味を持っていることが書かれているため、返信しやすいし話題も広がります。
もちろん「共感」することも重要。人は自分の好きなことについて共感されたり褒められたりすると嬉しいものです。
答えやすい質問を1つする
これも定番のテクニックですが、初めてメッセージを送るときは必ず質問で終わりましょう。
なぜなら、相手があなたに興味を持っているかどうかわからず、返信率を上げるには質問をすることが効果的だからです。
プロフィールに沿った質問をすれば、相手に強引な印象を与えることなく自然な会話ができます。
ただし、最初は質問を1つに絞りましょう。いきなり沢山の質問をすると普通に「ウザい」ですw
以上を踏まえた例文
ここまでのポイントを踏まえた例文を作ってみました。
〇〇さんはじめまして。マッチングありがとうございます。
(相手の名前を読んで、マッチングしたお礼もする。)
〇〇さんのプロフィールを拝見したら「スノーボードやるんだ!」と嬉しくなってメッセージ送ってみました。
私もスノーボード好き(+帰りに温泉と美味しいもの)なので、オススメのスキー場とかあればぜひ教えてください!
(共通の趣味の話題に触れ、プラスの情報で温泉が好きであることもアピール。答えやすい質問も1つ投げかける)
最初のメッセージはこれくらいシンプルでOK。
もちろん、これで必ず返信してもらえるわけではありませんが、無策でテキトーなメッセージに比べたらかなりの高確率で返事が帰ってくると思いますよ。
共通点がなくても使える話題


最初のメッセージは基本戦略に沿ったものを送れば、かなりの確率で返信がもらえるはずです。
ここで難しいのが「共通点がない時」の対処法ですが、仮にお互いに共通点がなかったとしてもこれから紹介するトピックと切り口であればなんとでもなります。
- プロフィール写真
- 趣味
- 仕事
- やりたいこと・行ってみたい場所
- 好きな食べ物・お酒
話題は「見つける」のではなく「作る」。
このスタンスが大事です。
プロフィール写真
プロフィール写真はマッチングアプリにおいて非常に重要な役割を果たします。
特に女性の場合、メイン写真に加えて複数の写真を掲載していることも多いので、それをきっかけにコミュニケーションのきっかけが作れます。
例えば、ペットと一緒に写っている写真がある場合は「猫が好きなんですね。私も昔飼っていて…」など、共通の話題を見つけることができます。
また、旅行中の写真を見て「海外旅行に行かれたんですね。私も興味あるので感想を聞いてもいいですか?」というような話題の広げ方も有効です。
趣味の話は鉄板
趣味の話題はマッチングアプリでは鉄板ネタです。
基本的にプロフィールには趣味に関する情報が記載されているので、まずはそこを切り口にして質問したり、あるいは共感を示すことで会話を盛り上げることができます。
「山登りが趣味なんですね。けっこう本格的にやる感じですか?」
「スノーボードやるんですね!私もやるんですけど最近はどこに滑りに行きました?」
など、相手の趣味に触れつつ自分と共通する話題や共感を述べることで、相手とのコミュニケーションを良好に保つことができます。
仕事の話もオススメ
社会人にとって仕事は当たり前の存在であり、職業が違っても「仕事」という共通点はあるため、切り口としては非常に有効です。
例えば、「自分が働いている業界」が実は、お互いにとって興味のある分野だったらどうでしょうか。
この場合「私が知りたいことに滅茶苦茶詳しい人」という、リスペクトボーナスポイント(※造語)をいきなりゲットすることも可能なんです。
とはいえ、マッチングアプリで知り合ったばかりの人と具体的な企業の情報をやり取りするのはオススメできません。
初めは大まかな情報に留め、相手と仲が深まってから詳しい情報を伝えるようにしましょう。
やりたいこと・行ってみたい場所
2人で行きたい場所、やりたいことについて話し合うのは非常に効果的な方法です。
一緒に何かをすることを具体的にイメージしやすく、デートに繋がりやすいためです。
例えば、「国立博物館で開催されている企画展に行こうと思ってるんだけど、〇〇さんは興味ありますか?」と伝えれば、相手に誘うことがスムーズにできます。
また、やりたいことや行ってみたい場所について話し合うことで、お互いの趣味や興味関心について知ることができます。
デートに繋がりやすい話題なので積極的に取り入れてみることをオススメします。
好きな食べ物・お酒
好きな食べ物や飲み物の種類、ジャンル、アルコールなどに関する話題も鉄板です。
「食」についての話題は、性別や年代を問わず話していて楽しいトピックなので盛り上がりやすいです。
また、この話題を広げていくことでデート場所選びにも役立ちます。
相手から「〇〇にあるイタリアンが美味しかったんですよ」という情報が出れば、「じゃあ今度一緒に言ってみませんか?」とデートに繋げることもカンタンですからね。
まとめ:相手に刺さるメッセージを目指そう


今回はマッチングでの最初のメッセージについて考えてみました。
「返信率100%の完璧なメッセージ」は作れませんが、ちょっとの工夫で「返信率が高いメッセージ」は書けます。
まずは基本的な戦略を押さえることが大事です。その上で、共通点がない時の切り口も知っておくと非常に役に立ちます。
ぜひこの記事を参考に「相手に刺さる最初のメッセージ」を書いてみてください。


